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子供の喘息の予防法と発作後の対処法と治療のステップ




日本の子供において「喘息」はとても身近な病になっている

皆さんのお子さんやまわりのお知り合いや親族のお子さんで喘息もちがいるという人も多いのではないでしょうか。なんと0歳から4歳の幼児で約20万人、5歳から14歳の子供で約23万人の患者がおり、重篤化すると呼吸不全にもなる厄介な病気といえます。この記事ではそんな子供の喘息の対処法や改善、治療法などを解説していますので、ぜひお子さんの喘息改善にお役立てください。

ぜんそく

喘息は3つのレベルに分別できる

症状の軽いレベル1としては「コンコンと咳が出るが、遊んだりできるし元気もある」というレベル。ヒューヒューという呼吸音が軽く聞こえる、咳や鼻水が出て少し機嫌が悪くなるなどの状態がこのレベル1といえます。

次の段階であるレベル2になると、強めの咳が出て、時には吐いてしまう。ヒューヒューという呼吸音がかなり大きい。他者から見ても辛そうに見えるなどの状態がこのレベルだと判断できます。

そして最後にレベル3ですが、このレベルになると非常に強い咳が続き、言葉を話すのもしんどくなります。また子供自身も非常に苦しく、うめき声をあげてしまったりします。冷や汗をかいたり、唇がチアノーゼ状態になってしまうケースもあります。このレベル3の状態よりも悪い症状が出てしまう場合は呼吸不全に陥ってしまう可能性がありますので至急かかりつけのお医者さんに診てもらいましょう。

レベル別の対応の仕方としては、軽い症状であるレベル1の場合は発作止めの薬を飲み子供に安静にしてもらう(あまり運動をさせない)ことで症状が良くなることが多くなります。
レベル2の場合は、発作が出たらすぐに薬を服用し、その場で改善が見られない場合はすぐに病院に向かいましょう。
最も重篤なレベル3の症状が出てしまった場合には薬の服用と早急に病院で診察を受けるべきですが、あまりにひどい症状の場合には救急車を呼んだ方が良いと思います。

喘息の原因や症状を悪化させる原因ってなんだろう

喘息になるかどうか、またその症状の程度は暮らしている環境によって変わってきます。主な原因としては、排気ガスやタバコの煙などの汚れた空気を吸い込んだり、ウイルス感染や鼻かぜから発症することもあります。その他にもダニやペットの毛やフケ、カビなども原因の一つです。このように様々な原因によって気管支が刺激を受け喘息を悪化させていきます。発作を繰り返すことで喘息はどんどん悪化してしまうのです。

喘息になったら気を付けること

喘息は発作を繰り返すことで症状がどんどん悪化していくと説明しました。では具体的にどのような点に気を付けるべきなのでしょうか。

・子供のテンションが上がりすぎないようにする
・大泣きや起こるなど興奮状態にさせない
・激しい運動をさせない
・ストレスが症状を悪化させることもあるのでストレスを溜めすぎないようにする
・夜更かしやスマホ、ゲームなどで体の疲れがしっかり抜けない状態を作らない
・家族で喫煙者がいたら副流煙に注意する

このように注意すべき項目は多いのですが、しっかりと注意しながら暮らすことで症状は緩やかに回復していくはずです。

子供に喘息の症状が現れてしまったらどうすべきなのか

まずは座らせて落ち着ける環境を作りましょう。寝ている状態よりも座った状態の方が呼吸を楽にすることができます。
楽にしようと横になるケースがありますが、逆効果になってしまう場合がありますのでゆっくりと座れる場所に誘導してあげましょう。

その後お子さんに水分を取らせます。これは水分を摂取することで気管支に絡んだたんを切れやすくする効果があり、さらに冷たいお水は自律神経を刺激して気管支を広げてくれるので、子供の喘息には効果が高い対処法です。このタイミングでかかりつけの病院からもらっておいた喘息用の薬などを使用すると良いかもしれません。

また、部屋の空気を換気することも有効です。閉め切った部屋は意外とほこりなどの刺激物が充満しています。こまめな換気を普段から心掛けましょう。

子供に腹式呼吸をさせましょう。大きく息を吸い込みゆっくりと長く息を吐きだすようにしましょう。喘息の症状が悪化した時はこの腹式呼吸をさせることで落ち着いてくることが多いです。

小児喘息は長く付き合っていく病気なので、安易に治療をやめたりしない

子供の喘息が少し改善した程度では治療をやめるべきではありません。基本的には年齢を重ねるごとに症状は軽くなっていくものですが、安易に治療をやめてしまうと完治までに時間がかかってしまったり、症状が悪化してしまうこともあるので注意しましょう。子供の喘息は根気強く治療を続けて中学生、高校生になるまでにしっかりと完治しておくべきです。

喘息と思っていたら実は違う病気だったなんてことも

子供の咳が長引いているなと感じ、喘息だろうと思っていたら実は違う病気だったということも珍しくありません。
喘息と勘違いされる病気としては副鼻腔炎や気管支炎、肺炎や百日咳などがあります。子供の咳が長引くようなら安易に自己判断をせずにしっかりとかかりつけの病院で診察を受けましょう。