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子供の睡眠時間の大切さと、睡眠障害について




ぐっすり眠ると、体調も安定して良い1日を始められやすいですね。心身の回復だけでなく、ストレスを解消する手段のひとつとしても、睡眠はとても大切です。

しかし、昨今ではゲームやテレビ、ネットなど、睡眠を妨げやすい誘惑が多いです。娯楽に夢中になりやすいお子さんは、睡眠を削って楽しむケースも少なくありません。

遊びもストレス解消や息抜きに必要なものですが、それが睡眠時間を減らしてしまうようでは、困りものです。

今回は、子どもにとって睡眠がどのような必要性をもつのか、重要性は何かをご紹介したいと思います。


寝る子は育つ!成長期の子どもに必要な睡眠時間

乳児期から幼児期、幼少期と、成長するにつれて、必要な睡眠時間はだんだんと減っていきます。1~3歳だと、12時間~14時間ほど。小学生低学年では10~11時間ほど。

高学年に上がった後も、最低9時間はぐっすり休む時間が必要なので、習い事があれば、なるべく睡眠時間との調整をすることをオススメします。

そして、中高年など思春期に入った頃合いでは、8,5時間~9,25時間ほどの睡眠が必要なようです。

このように、年齢が上がっていくにつれて、身体のつくりもしっかりしていくのが自然な為、必要な睡眠時間は段々と短くなっていきます。しかし、その身体を今後も成長させていくため、体内時計をおかしくさせないよう、注意しましょう。



夜更かしは天敵!?睡眠時間を削ることで生じるデメリット

幼少期に睡眠を充分とっていない子は、成長に伴って、集中不足など、勉学に支障をきたすケースがあります。

また、思春期に入る頃には、部活や友達付き合いなど、所属する環境や、人間関係にも変化する為か、学童期と比べ、睡眠不足に陥りやすくなりがちです。

睡眠時間を削ると、体内時計が狂ってしまい、眠気がおさまらなかったり、うつ病の発症率を高める要因にもなってしまいます。また、脳の記憶を司る、海馬という機能にも影響をおよぼします。

睡眠をしっかりとっている人の方が記憶力がよくなる、という結果も出ているので、眠っている間の、脳の記憶整理の大切さを軽んじてはいけません。睡眠は脳と身体を休ませ、精神的な安寧を得て、頭をリセットし、記憶を整理することに繋がるのです。

勉学に必死なお子さんもいると思います。しかし、睡眠を疎かにしてしまうと、せっかく学んだことを試験や小テスト等で活かしにくくなってしまいます。娯楽に夢中なお子さんも、あまり夜更かしをしてしまうと、体調不良の原因になってしまうので、なるべく睡眠時間を削るやり方は避けましょう。

ぐっすり寝た気がしない!その原因と対策

充分睡眠時間をとったはずなのに、疲労回復した気がしない……そんな経験はありませんか?その原因は、身体は疲労回復していても、脳はまだ疲労している状態にあります。

そんな状態の時は、深いノンレム睡眠ではなく、浅い眠りしか得られなかった、ということになります。

何度か経験したことがある人も多いと思いますが、この状態が長く続くと考えものです。

身体の疲労は回復しても、脳の疲労感は一向に晴れないのですから、集中力の妨げや思考力の低下のほかに、寝ることそのものがストレスになってしまう場合も有り得ます。

脳への刺激は、朝や日中だと活力となり得ますが、寝る時間帯の時は、刺激そのものを抑えた方が良いでしょう。脳に刺激を与え続ける生活を送っている人は、少しでも刺激を減らすことから始めてみることをオススメします。

脳への刺激として挙げられる、物理的原因では、スマートフォンやパソコン、テレビなど、電子的な光が刺激となり、眠気を妨げているケースがあります。

夜にちょっと買い物をしに行くだけでも、店内の光で刺激を受けてしまいます。

ほかにも精神的原因では、不安やイライラ、悩み事が影響して、ストレスなどで眠りにくくなってしまうことがあります。こころと身体は密接に関係しているので、あまりに長引くと、両方とも調子を崩してしまいかねません。

対策として、寝る直前には、光からの刺激を減らすためにスマートフォンや、パソコンを使わず、テレビを見ることもなるべく避けましょう。

ほかには、温かい飲み物……ホットミルクや麦茶、白湯、カモミールのハーブティーを飲んでみる、など、まずは心身への刺激を和らげ、心穏やかになれる方法を探しましょう。

カフェインは交感神経を刺激し、かえって目が冴えてしまうため、寝る直前にコーヒーや紅茶、緑茶などを飲むのは、避けることをオススメします。

それでも一向に改善が見られず、睡眠の質が落ちる一方であれば、なるべく早めにお医者さんに相談してみましょう。

近年、夜更かしやゲーム、YouTubeなどで自律神経が乱れている子供が増えているといわれています。
22時~2時までが睡眠のゴールデンタイムと言われていますが、しっかりと朝まで熟睡できるような状態が理想なのです。

眠りに落ちる前にスマホやゲームなどをしてしまうとしっかりとした睡眠の妨げになってしまいますので、最低でも眠る2時間前までにはゲームなどをやめるようにしましょう。

「睡眠」と「身長」について成長期に気をつけたい食事、睡眠、生活習慣について の記事で紹介していますのでそちらの記事もぜひチェックしてみてください。

既に睡眠障害の子供もいる!自覚症状を見逃さないようにしよう

共働きの世帯が増える中、子どもの生活リズムが乱れているお家も少なくありません。夜型の生活を送ってしまい、翌日眠気を引きずりながら登校するお子さんも、少なくないかもしれません。

自覚症状の中で、睡眠障害を疑われるものの中には、下記の症状があります。

  1. 寝付きが悪く、深夜や早朝に目が覚める
  2. 夜中に大声を出してしまい、パニックに陥ってしまう
  3. 夜中に歩きまわる
  4. 眠る時間帯が遅い上に不規則な生活が続いていて、自力で直せない状態
  5. 風邪を引いてはいないのに、いびきをかく

幼児期や、学童期の子どもがこのような状態に陥ったまま生活を続けていると、発達が遅れたり、集中力の妨げになるなど、成長を阻害する原因になりかねません。おかしいと思ったら、まずはお子さんと話し合ってみてください。

現代で子どもがかかりやすい睡眠障害とは

睡眠障害を起こしている子どもの中には、不規則な生活リズムが原因の子もいますが、中には病気にかかっている子もいます。

そういう場合は、病院での診察や、薬物治療でのアプローチなどが必要になってきます。

子どもの睡眠障害には、下記のものが見受けられます。

  1. 睡眠時遊行症(夢遊病)
  2. 睡眠時驚愕症
  3. 睡眠時無呼吸症候群
  4. 不眠症
  5. 夜尿

睡眠時遊行症(夢遊病)や、睡眠時驚愕症、夜尿などは「睡眠時随伴症」と呼ばれるものの症状であり、ほかにも歯ぎしりや寝言など、聞いたことのある症状も含まれています。