スピルリナの栄養成分を徹底解説! 子供の野菜不足にもおすすめ

最近世界中で話題になっているスーパーフード「スピルリナ」をご存知でしょうか。スピルリナは世界最古の原核生物で、中南米のアルカリ湖のなかに生息しています。ミドリムシなどの微生物の一種です。

「えっ、そんな生き物食べられるの?」と驚かれるかもしれませんが、じつはこのスピルリナ、恐るべき高機能栄養食品なのです。未来に起こりうる人類の食糧危機を解決する救世主となる可能性もあり、世界各国の機関がスピルリナの研究をしています。

貴重な食料資源であるスピルリナですが科学技術の発展で培養・生産が可能となり、私たちでも身近に手に入れることができます。サプリメントや粉末を溶かして飲むタイプの健康飲料にもスピルリナをベースとしたものが数多くあります。

この記事ではスピルリナの栄養成分について、詳しくご紹介します。

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スピルリナの代表的な栄養成分

アミノ酸(タンパク質) リジン、ロイシン、トリプトファン、グルタミン酸など
ミネラル カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄分、亜鉛、ナトリウムなど
ビタミン類 ビタミンA(βカロテン)、ビタミンB1,B2、ビタミンC、ビタミンK、葉酸など
その他 食物繊維、クロロフィルa、必須脂肪酸、核酸など

カルシウム含有量はヨーグルトと同程度

スピルリナ100g中には、120mgのカルシウムが含まれます。これはおおよそヨーグルト100gあたりのカルシウム量に匹敵します。もっとも、食品からカルシウムを摂取する際には「カルシウム吸収率」が重要となります。

一例をあげると、100gあたりのカルシウム含有量は「牛乳:110mg」「小松菜:150mg」と一見すると小松菜の方が優秀です。しかしながら、カルシウム吸収率は「牛乳:40%」「小松菜:20%」となるため、トータルでは牛乳の方がカルシウムを摂るうえでは優れているのです。

ではスピルリナに関してはどうかといいますと、じつはカルシウム吸収率については実験がなく、分かりません。ですがスピルリナにはビタミン類や鉄、亜鉛、マグネシウムなど、カルシウム吸収を助ける栄養成分が豊富に含まれています

スピルリナのカルシウム吸収率も、牛乳程度には良いものであると予想されます。

カルシウムの働きと健康効果

カルシウムは骨の材料となる栄養成分で、子どもにも大人にも欠かせません。成人の場合、1日に600mgのカルシウム摂取が必要だとされています。

これはおおよそ牛乳コップ3杯分です。「そんなに牛乳ばかり飲めないよ」と思われるかもしれませんが、カルシウムは魚や野菜にも含まれますので、バランスの良い食生活を心がけていれば1日600mgの摂取は可能です。

カルシウムは骨を形成するだけでなく、細胞代謝やホルモン分泌、筋収縮運動や胃液分泌、それから免疫機能から神経伝達に至るまで、およそ生命活動に関わるあらゆる働きに関与しています

これはあまり知られていないことですが、カルシウム濃度は「骨」と「血液」とであれば、血液の方が優先されます。(血液中のカルシウム濃度が一定に保たれなければ、生命の危機に関わるからです)

したがって、体内のカルシウムが不足すると、まず骨からカルシウムが溶け出していって血液に供給されます。そうすると骨粗しょう症をはじめ、さまざまな疾病リスクが高まります。カルシウム摂取はまさに生命の要なのです。

タンパク質(アミノ酸)含有量は大豆以上

スピルリナ100g中には、57gのタンパク質が含まれます。これはすごいことで、つまりスピルリナの約60%がタンパク質によって構成されていることを意味します。タンパク質を多く含む食品として知られる「大豆」でさえ、100g中のタンパク質含有量は35.3gに過ぎません。

タンパク質は言ってみれば、体作りの素であり、エネルギーの源です。スポーツ選手やアスリートも積極的にタンパク質を摂りますし、育ち盛りの子どももたくさんのタンパク質を必要とします。

タンパク質の働きと健康効果

タンパク質は3大栄養素のひとつで、細胞、筋肉、内蔵、爪や髪、皮膚など、ありとあらゆる身体を構成する組織の材料となります。もっとも摂り過ぎは肥満の原因ですが、不足すると免疫力低下や体力低下などを引き起こします。

タンパク質の働きは多種多様で、血液中を流れヘモグロビン(酸素)の運搬をしたり、免疫グロブリンを生成してウイルスや細菌から身体を守ったりもしてくれます。栄養失調時に病気にかかりやすい一因には、タンパク質欠乏もあるのです。

スピルリナは高タンパク・高栄養食品として注目を集めており、アフリカ地域の栄養不良問題の解決のためにもスピルリナが活用されています。食糧危機を救うスーパーフードの名は伊達ではありません。



お子様の成長期に!【フィジカルB】

βカロテンはほうれん草の40倍

スピルリナの栄養成分で突出しているのがβカロテンです。スピルリナ原末4g中には7400ugのβカロテンが含まれているとされ、これはほうれん草の40倍に相当します。

βカロテンって何?と思われるかもしれませんが、これは植物色素のひとつで、体内で消化されるとビタミンAへと変わります。ビタミンAになる前の栄養成分で「プロビタミンA」と呼ばれたりもします。

βカロテンは抗酸化作用を持つことでも有名で、免疫力アップにも役立ちます。「活性酸素が身体に悪いよ」という話は近年ではかなり知られるようになりましたが、βカロテンには活性酸素を除去する働きもあるのです。

βカロテンの働きと健康効果

βカロテンは体内でビタミンAへと変換され、目、皮膚、粘膜の保護や免疫力を高めるために働きます。ビタミンAが欠乏すると夜盲症や免疫機能低下などの問題が引き起こされます。

また、ビタミンAに変換される前のβカロテンには、抗酸化作用があるとされます。前述のとおり活性酸素を除去することで免疫力アップに貢献してくれます。βカロテンは成長期の子どもにも重要な栄養素で、骨の成長にも欠かせない成分として知られています。

鉄分はニンジンの450倍

スピルリナ100g中には28.5mgの鉄分が含まれます。これはニンジンの450倍に相当します。鉄を多く含む食品ですと「豚肉のレバー」が有名ですね。しかし豚肉レバーでも、100gあたりの含有量は13.0mgです。

スピルリナの鉄分の豊富さは驚異的で、ふだんから貧血に悩まされている方にはとても良いかと思われます。実際に貧血対策にスピルリナを飲まれている方は多いようです

ちなみに同種の健康食ですと「クロレラ」という単細胞緑藻類も有名です。栄養成分で似通っている部分も多いのですが、クロレラよりもスピルリナの方が消化吸収率の面で優れているとされます。

鉄分の働きと健康効果

鉄分は端的に言えば「血液」の成分となります。鉄不足と貧血に密接な関わりがあるのはそのためです。血液には酸素を運搬するための細胞である「ヘモグロビン」が存在しますが、鉄分はそのヘモグロビンの材料となります

鉄分が不足すると貧血や疲労、免疫力低下などの問題が引き起こされます。余談ですが、コーヒーには鉄分吸収を阻害するマイナス作用があります。そのためスピルリナサプリを飲む際は、コーヒーと一緒に飲むのは避けたほうが良いでしょう。

成長期の子どもに飲ませたいスピルリナドリンク

スピルリナにはここまででご紹介した栄養成分の他にも、ビタミンB群やカリウム、マグネシウム、食物繊維などさまざまな成分を含みます。(50以上もの栄養素が凝縮されています)

まさに成長期の子どもにもぴったりな健康食材ですが、1点だけ注意点があります。スピルリナを扱った製品には、良いものと悪いものがあるということです。

ミクロシスチンに要注意

スピルリナは藻類の一種ですので、特性として「ミクロシスチン」と呼ばれる有毒物質を生成するケースがあります。重金属類が蓄積されている危険性も指摘されています。

本来であれば、このような有毒性不純物が含まれていないかどうかの安全性検査は厳格に行われなければいけません。しかしスピルリナブームに乗っかった悪質な販売業者によっては、ろくに検査をしていないスピルリナサプリを売っている、といった負の側面があります。

健康被害を受けないためにも、スピルリナサプリは「安全できる販売元かどうか」よく確かめたうえで手に入れましょう。安く買えるからといって海外から個人輸入する人もいますが、おすすめできません。

子どもでも安心して飲めるフィジカルB

子どもでも安心して飲めるスピルリナサプリで有名なのは「フィジカルB」です。成長期の子どもに必要な栄養成分が、フィジカルBには凝縮されています。スピルリナの他に、カルシウムやアミノ酸などの栄養成分がブレンドされています。

青汁のようですが、グレープフルーツ味で美味しく飲める工夫がされています。フィジカルBの安全性ですが「セシウム分析」「残留農薬検査」「食品分析検査」の3つをクリア済で、とても信頼性が高いです。

子どもの健康には最大限に気をつけたいからこそ、安心のできるスピルリナドリンクを選ぶことが重要ですね。



お子様の成長期に!【フィジカルB】

まとめ

以上、スピルリナに含まれる栄養成分について詳しく考察を行いました。カルシウムやビタミンなどの栄養成分を豊富に含むスピルリナは、健康食品としての有用性が非常に高いです。とくに野菜不足の気になるお子さんには、スピルリナドリンクがおすすめです。

もしかするとこの記事をお読みの方のなかには、スピルリナのデトックス効果(放射性物質除去・解毒作用)が気になる方もいらっしゃることでしょう。

じつはスピルリナが日本国内で広くブームとなったのは2011年以降のことで、先の震災の原発事故がもたらした放射性物質への不安がひとつの引き金となっています。(つまりスピルリナの「放射能デトックス効果」に関心が集まりました)

しかしながら、スピルリナのセシウム・ストロンチウム解毒排出作用に関しては科学的根拠となり得る論文がなく、今現在ネット上に流布されている情報の信憑性は極めて疑わしいと言わざるを得ません。

このような騒動の最中にあるスピルリナですが、肝心の栄養成分については食品分析試験の結果が明確に出ており「栄養豊富なスーパーフード」として優秀なのは間違いないです。青汁や野菜ジュースのような感覚で、日頃の健康習慣のために飲むのが一番でしょう。

以上、「スピルリナの栄養成分を徹底解説」の記事でした。

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